音楽の話、とあるアーティストの話、そしてちょこっとキャンプの話(完全に個人的見解です)
今回の内容は音楽ネタで、キャンプネタではありません。まあどうでもいい話です
私の中で、音楽とキャンプは切り離せない
もちろん静寂の中、自然音だけをBGMにするキャンプも素敵だと思うが、多くの場合、良い音楽があることでキャンプの楽しさは倍増すると考えている。むしろキャンプを始めたきっかけそのものが、外で音楽を聴きたいという思いからかもしれない。
キャンプのみならず、タワレコよろしく NO MUSIC, NO LIFEの心持ち
今となってはCDを聴く機会もめっきり減って、タンスのこやしとなっているが、部屋のあらゆるところにCDが収納してある。でもなかなか手放せないし、今でもどこになにがあるかは瞬時にわかる
そんな私はREGGAEを好む
流行りとか夏だけとか一過性のものではなく、10代後半から聴きはじめて四半世紀以上。好きすぎてジャマイカにも20代前半と30代前半、都合2回行っている
最新のゴリゴリダンスホールというよりは、70年代ルーツ~90年代前半のダンスホールまでのオールドレゲエを好んで聴く。70年代以前のスカ~ロックステディにも目がない
アーティストで言うと、もちろんBob Marley、Peter Tosh、Don Drummondといったレジェンドから
Bob Marley Three little birds (Original)
Bob Marley - redemption song acustic
Buju Banton、Garnet Silkあたりまででしょうか
Garnett Silk "Its Growing" Live 1992
あっ、今でもレゲエフェスにも行きますし、新しいアーティストも聴きますよ
選り好みせず、日本人だって聴きます。黎明期から活躍する、BOOGIEMAN(ラガラボ MUSIQ)、RYO the SKYWALKER、PUSHIM、もはやベテラン域のCHEHONなどなど
RYO the SKYWALKER / EVER GREEN
Pushim / I Pray (Live) 横浜レゲエ祭 2008
CHEHON 『Yellow Badman (MUSIC VIDEO Short Ver.)』
並行してHIPHOPも10代半ばから聴いている
むしろ10代の頃はヒップホップ中心。こちらも最新というよりは90年代前半までを好み、アーティストで言うとRun DMC、Beastie Boys、Boogie Down Productionから聴き始めて
Beastie Boys - (You Gotta) Fight For Your Right (To Party)
Boogie Down Productions - My Philosophy
Eric B. & Rakim - Paid In Full
その後、Jungle Bros.、De La Soul、ATCQといったネイティブタンにはまりまくって
Jungle Brothers- Straight out the Jungle
De La Soul - Me, Myself And I [Official Video HD]
A Tribe Called Quest - Can I Kick It?
最終的に、Wu-tang、そしてBiggieの死で終わってる、といったところでしょうか
The Notorious B.I.G. - "Big Poppa"
10代の頃は、まだ日本語ラップという言葉すらない時代、いとうせいこうやタイニーパンクス(藤原ヒロシ、高木完)がビビアンを着てショッピングセンターの片隅でラップかましていた頃から聴いています。その後ペイジャーやブッダが出てきて証言である種の完成形となるみたいな
いとうせいこう & TINNIE PUNX - 東京ブロンクス
もちろん今でもこれらをBGMとしてキャンプを楽しむことがあるが、基本的に本物の音楽ならなんでもOKという雑食系
ロックは言うに及ばず、森林の中で大音量で聴く厳かなクラシックも素晴らしいと思うし、夜ケロシンランタンの灯りで聴くJAZZや、Soul、R&B、Bluesなんかも堪らない
焚き火というシチュエーションなら、カントリー的なものや、ケルト的なものも悪くない。嫁さんが好きなハナレグミなんかもいい
キャンプではあまり聴くことはないが、美空ひばりやテレサテン、古謝美佐子なんかも好んで積極的に聴く
さすがに訳のわからないJ-popは積極的には聴かないし、ガチャガチャなEDMもちょっと苦手かもしれないが、全く聴けないわけでもない。
そんな中、最近になって改めてすごいと思っているアーティストがいる
『還暦過ぎてからの 中島みゆき』である
特にコアなファンということでもなく、たまたま観たライブ映像に迂闊にも感動してしまった
若い頃から独特の世界観を持っている唯一無二のシンガーソングライター
歌詞にスポットがあてられることが多いのだが、その歌詞を司る彼女の感受性、表現力の豊かさ。それに加え、彼女の女性としての視点、物の捉え方を、難解ではあるものの、絶妙な押韻と卓越したバランスで、独特の歌詞に落とし込む(異性であるが故に、深いところまでは理解できていないかもしれない)
もちろん安定感抜群の歌唱力は最上級だし、その歌詞を乗せるメロディラインも秀逸で、フォークシンガーだけでなく、竹原ピストル、福山雅治や槇原敬之など男性アーティストまでがこぞってカバーするのも頷ける(仕上がりは別として)
比較対象にはならないが、個人的にはデビュー当時の椎名林檎なんかと重なることが少なからずある
もちろん誰にも “老い” はくる。中島みゆきとて例外ではなく、ネット上では歌唱力の低下なんかも囁かれている
確かに、還暦過ぎてからは、やや落ち着いた曲が中心で、昔のように絶叫するような曲は少なくなった。それを衰え、寂しいと言うファンもいるが、それは仕方がない。
そんなこと言う前に、ライブ映像を観て欲しい。そんなものを軽く超越した中島みゆきがいるのだ。実に若々しくも神々しい。歌は言うに及ばず、セットリスト、バックバンド、雰囲気、立ち居振る舞い、会場のヴァイブスまで本当に素晴らしい…と、偉そうなことを言いながら一度もライブには行ったことがない。生であの瞬間に立ち会える人が羨ましい。
60過ぎてのライブのラスト曲がヘッドライトテールライトとか、人生の覚悟を感じずにはいられない
「旅はまだ終わらない…」
“中島みゆきが作る世界観” ではなく
『還暦過ぎてからの中島みゆき』は
“中島みゆき という世界” なのだ
CD音源も素晴らしいが、ぜひライブ映像をおすすめする。圧巻です
中島みゆきConcert「一会」(いちえ)2015~2016 [DVD]
- 出版社/メーカー: YAMAHA MUSIC COMMUNICATIONS
- 発売日: 2016/11/16
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いまさらながら、ライブに行ってみたく、嫁さんに話してみるも理解されるハズもなく
「ひとりで行ってらっしゃい」とあしらわれる。まあ普通そうなりますわな~(笑)
すぐでなくてもいい。中島みゆきの古希ライブが観てみたい!
音楽をジャンルで決めてちゃモッタイナイ
ロックもレゲエもヒップホップも演歌も中島みゆきも
かっこいいものはいつでもかっこいいのだ!本物はいつの時代も本物なのだ!
っていう結論
自信をもってオススメできる、60代の中島みゆき
DOPEでFUNKYでFRESHである
ボンボクラ!
本編とは関係ありませんが、YETIは日本への配送を始めていますね
やはり日本は魅力的な市場なんでしょうねー
でもそこまで価格メリットはない感じです
Jah Guide...