イベントレポ:森道市場2016(キャンプイン)(2016年5月)
森道市場は、毎年仕事と重なって日帰りデイキャンプでしか参戦したことがなかったイベントですが今年は初キャンプインw/友人ファミリー
しかしこのイベント例年超人気です。我が家は超早割で昨年秋(早すぎ!)にチケット購入しておりましたが、通常発売でキャンプサイト購入するのは激戦のようです。コンテンツもアーティストもお店出展もモリモリ盛りだくさんなのはわかるけど、ちょっと過剰人気だよなーとか思いつつも、ちゃっかり前夜祭から参加するキャンプインフェス好きな我が家。
[前夜祭]
13時45分名古屋発
快晴&天気予報も日曜まで晴れ予報でテンションあがります。
15時位現地着。自宅から1時間足らずなので体力的にも気持ち的にもラク。まだ駐車場もガラガラ
ほどなくして友人ファミリーも到着して受付
オフィシャル会場マップはこんな感じ。
我が家が指定したサイトは、メインステージであるGRASS STAGEの後方、シシマイステージ近くの角地2区画。
オートキャンプではなく駐車場からサイトまで荷運び必要(徒歩3分程度ですが)。キャンプサイトは5×5.5mと相当狭いので大きな幕は無理。この2つの理由で荷物は極力少なめで。
友人がNordisk Ydunを張るというので、それに合わせて我が家は、Nordisk Asgard 7.1。我が家の晴天用最少幕。
運営サイドの区画割りがズレてわかりずらかったりで多少戸惑いながら、多少スタッフと揉めながらサイト設営。
Asgard7.1(我が家)&Ydun(友人)&Kari20(友人)でリトルノルディスク村完成!
張り縄など工夫して狭い区画で最大限のスペース確保。
最近ノル人気がスゴくちょいちょいノル張っている人がおりました。ただキャンプメインのイベントでないからか、慣れてない人も多く、この後、まわりのサイトでノル張りをかなり手伝うことになります。特にすぐ後ろのサイトの若者達はテントの大きさもわからず絶対に区画に入らないアスガルド19.6(我が家が持参したテントの2.5倍以上の床面積)をレンタルしてきてて、張り縄が大変…友人と私、業者のように働きました。
さて、落ち着いたところで焚火用の薪を忘れたことに気づきました。ただ徒歩5分かからないところにショッピングモールがあって、そこにSWEN(アウトドアショップ)が入っているので問題なし。ってことで、薪の買い出し。
そんなこんなでようやく落ち着いて、夕方の良い時間帯、陽が落ちてきてキャンプゴールデンタイム(自称)になってきました。背後から吹く海風がチョー気持ちいい。暑くも寒くもなく、この季節の晴れキャンプはサイコーです。昨年は事件化するほど大変だった風も心地良い程度でした。
断言します。標高のない場所でのキャンプには5月半ばはベストシーズンです。
ステージからは、やけのはら、Nabowaがいい感じで聴こえてきます。
さてさて、タイムテーブルはこんな感じ。相当数のアーティストが出演するけど、興味あるアーティストはほとんどいないので、専らサイトで漏れてくる音楽を楽しむスタイルとなりそうです。
前夜祭↓
1日目↓
2日目↓
明日からの本番はスゴい人になると思いますが、前夜祭は人も少なくて本当に心地が良い。キャンプメインの我々は一番楽しめる日が前夜祭ですね。お店も飲食中心に数十店舗は開いています。
改めて、乾杯!
からの、焼きもの(今回は2家族なので、カセットコンロ的なやつで簡易に)
前夜祭で、やけのはら、Nabowa、大橋トリオとか贅沢
動画で遠くのステージから聴こえるのは大橋トリオ
他のステージでもこじんまりとライブが行われていたり(笹倉なんとか、かな?すみませんよくわかりません)
なんかタイの番組(日本のキャンプライフ/トレンド みたいな内容)の取材受けたり
女の子はタイ人のレポーターでMINTちゃんだっけかな?忘れた。サワディーカー
子供らと夜の会場内散策
そして、砂浜サイトの端で、唯一興味のあった出店者、福井のアウトドアギアメーカーNatureTonesさん発見!
明日に備えて寛ぎ中だったスタッフさんにお声掛けして(営業時間でもないのにすみません)、インスタでは写真公開していたものの、リアルでは初公開だった、ドリッパースタンドをみせていただき、我慢できずにそのままお持ち帰り。販売用3台のみで、すでに1台売れてたんで…。
早速サイトに戻って深夜のコーヒーを楽しみました。
引き続き、ゆったり気持ち良い時間が流れ
結局就寝したのは3時過ぎzzz
[1日目]
山中のキャンプ場とは違い、まわりが明るく、ざわざわしてたのと、わくわくし過ぎてほとんど寝れず。でも5時過ぎには起床して娘と早朝散歩
友人の子供も起きてきて
本格キャンパーは多くありませんでしたが、稀にヒルバーグとか張ってるグループも。
サイトに戻ってモーニングコーヒー
からの朝食は、子供もお手伝い
ホットドッグ
寛ぎタイム
今日もマッ晴れ
朝ごはんを提供するお店は既に営業してて
もしくはオープンに向けて準備中
BEAVERとか、準備しながら流れで営業していたので、一般オープン前の空いてる時間に買い物済ませる。売ってるもの、価格は大体GOOUTと同じかな…ってか余り物かな。
メインゲートはオープン前すごい行列でした。100人200人のレベルじゃなく、永遠と続くゲート待ちの行列。前夜祭から参加できたことに胸を撫で下ろす。
ゆるくライブなんかも始まりました。こちらは砂浜ステージ。
お店もオープンし、人気のお店にはすでに長い行列ができています。スウィーツとかには興味がないし(厳密に言うと、興味がないではなくて、人気店を知らない)、食材もたんまり持ってきているので我々にはあまり関係ないのですが。
大行列…どんだけ美味しいものなんだろ?私自身はどれだけ美味しくても、クッキー買うのに、直射日光の中長蛇の列におとなしく並べる忍耐力は持ち合わせておりません。
日差し強くて暑いけど、海辺は風が気持ちいい
食べ物や雑貨だけでなく、こんな本屋さんとかも出店していて幅広い層で楽しめます
昨晩おじゃましたNature Tonesさんにも改めて伺って物色。スタッフさんがとても気持ち良い人達でした。今後もジャパンメイドの価値あるギアを福井から発信してください。ちなみにドリッパースタンドはもうソールドアウトしてました。
くるりんぱが欲しかったけど、ここはガマン。
ちなみに、今回のキャンプサイトで一番かっこよかったのは、メインステージ前でど~んと7グループでサイトを構えていたこちら。5張りがカーカムスのテントというアメリカンなカーカムス村。イスもほとんど全員カーミットだし、ギアもアメリカンヴィンテージ中心で、統一感があって洗練されたサンドカラーヴィレッジでした。お声掛けして写真撮らせていただきました。
うー、やっぱりカーミット買おうかな。…っていうか、カーカムスかわいいなー…とか言う前に嫁さんから厳しい視線を感じる。
サイトに戻ると、サイト前のスペースもスゴい人…。サイト前スペースはタープやシェルター禁止だから、日帰りの人はかなりハードな状況です(本当はこのスペース、シートもダメなんだけど…)。特に小さい子供はかわいそうだな。
こちらは快適な日陰でごめんなさいと思いつつ、乾杯~
お昼はハヤシライスなど
食後もまったり
あまりライブは観てないけど、とりあえず水曜日のカンパネラのコムアイ人気がスゴい。GOOUTでも観てなかったので、ちょっと観に行ってみたら、なんかボールの中で観客の中を転がってる(ネット見ると最近の定番パフォーマンスのよう)。
そして夕暮れ時間帯、GRASS STAGEの本日トリは、スチャダラパー
決して好みのラッパーではないけど、26年!現役、第一線でいることには最大級のRespect! でも大ラスの曲、「サマージャム」は2016年バージョンじゃなくて、オリジナルの95年バージョンで聴きたかったなー…は最早おじさんの遠吠えか。
昼間の暑さもなくなって、ただただ風が気持ち良い時間帯。
ゆっくり食って、ゆっくり飲んでの至福タイム
今日は夜になってもお客さんたくさんで賑やか。見ずらいですが、遠くで打ち上げ花火も上がっています。
昼間だいぶ日帰りのお客さんがサイトに近づいてたので、防衛策として、サイト前にムササビウイングを設置
友人とその息子は近くの温泉へ。徒歩15分以上はかかりそうなので我が家はギブアップ。
美味しいコーヒーでカフェイン注入も、寝不足がたたって12時過ぎには就寝zzz
[2日目]
この日も5時起床で、娘と早朝散歩。
基本的にお客さんの多くは日帰りなので、早朝は静かです。
朝食は、お手軽にトーストとかホットサンド
子供は寝不足と思いますが元気です。
さて、今日も快適で気持ち良い1日になりそうです。
知らぬ間にキャンプサイトもびっしり。角区画で正解。
日帰り客が入場する前、空いてるうちに浜辺で遊ぶ
一瞬サイトに戻るも、すぐ海へ。結局海に入るらしい
ちょっと疲れてサイトで休憩
その頃、当日ゲートがオープンしてすぐさまスゴい人。日陰ないとツラいだろうな…。
ライブも大盛り上がり
砂浜スラックライン、くるくる飛んでるお兄さん
日陰で休憩して元気チャージした子供らは、シロクマと写真撮ったり
また疲れたら、テントの中でマンガ読んだり
ついでに友人夫婦も気持ち良すぎて夫婦で昼寝してみたり
ワークショップでブレスレットを作ったり
撤収中もボール遊び
イベント自体は20時までありましたが、子供達が疲れ気味だったのと、最後までいたら渋滞に巻き込まれる、ということで、17時過ぎにSpecial Othersを遠くに聞きながら帰路に。
最後に、こちらがイベント自体のウェブサイト
過去公式ムービー
過剰人気も納得のコンテンツ満載のフェスです。
但し、キャンプインフェスでも、フェス的要素が圧倒的に高く、音楽やお店がメインでキャンプはサブです。よって、サイトの大きさや区画の割り方、水場の作りなどが甘く、キャンパーに優しくない点も見受けられます。
また、お客の数に比べて圧倒的にスタッフ人員が足りずに、対応不備があちこちに見られ、こちらも課題が残ります。(実際今回も何度かスタッフと軽く揉めました。また、折角改善案を提案してもそれを実行する数的余裕がありませんでした)
あと、人が多い。人に酔います。
ただ、そういうマイナス点を包括してプラス要素がそれを軽く上回ってくるスペシャルな場所、時間であるのは確かです。
ベストシーズンの開催ということもあるでしょうが、海、音楽、おいしいお店、かわいいお店がそこらじゅうにある、コンテンツ満載のお祭りです。
純粋なキャンプだけを楽しみたい方には決してオススメしません。ちゃんとしたキャンプ場で静かにキャンプを楽しむほうが良いと思います。
キャンプしながら圧倒的な付加価値を楽しみたい欲張りキャンパー、お祭りキャンパーには最高の場所で、楽しい時間を過ごせます。
特に今回は3日間とも快晴で、最高に気持ちNICEなキャンプとなりました。
Jah Guide...